「〜のような・〜のように・〜のようだ」という比況を表す、古風で硬い書き言葉です。
An old-fashioned, formal written expression making a comparison in the sense of “like,” “as,” or “as if.”
スポンサーリンク
表示設定
1. 例文
彼は風のごとく現れ、用事を済ませるとすぐに去りました。
He appeared like the wind, and left as soon as his business was done.彼女は何も知らないかのごとき態度を取りました。
She acted like she didn't know anything.光陰矢のごとし。
Time flies like an arrow.彼は風のごとくやってきては、またどこかへ行ってしまった。
He came and went like the wind.いつものごとく、社長は資料を丁寧に確認してから話し始めた。
As usual, the president carefully reviewed the materials before beginning their talk.彗星のごとく、急に美術界に現れた彼は、多くの賞を獲得した。
He suddenly appeared in the art world like a comet and won many awards.雲のごとく、周りにしばられず、ふわふわと生きていきたい。
I want to live a fluffy life like a cloud, unrestricted by those around me.このお酒は、絹のごとくなめらかな舌触りだ。
This sake has a silky smooth texture.子どもの頃は、100円でも大金のごときものに思えたものだ。
When I was a child, even 100 yen seemed like a lot of money.彼は機械のごとく正確に、同じ作業を繰り返した。
He repeated the same task with mechanical precision.2. 作り方 接続表記の見方
| 種類 | 接続 | 例 |
|---|---|---|
| 連体用法 | N + の + ごとき + N/V普通形 + (かの)ごとき + N | 風のごとき速さで走る。 |
| 連用用法 | N + の + ごとく/V普通形 + (かの)ごとく | 風のごとく走り去る。 |
| 終止用法 | N + の + ごとし/V普通形 + (かの)ごとし | 光陰矢のごとし。 |
3. 使うときのポイント
- 「ごとき」は名詞を修飾し、「ごとく」は副詞的に働き、「ごとし」は文語的な終止形として使います。
- 固定表現「いつものごとく」も同じ系列です。
4. 似た意味・働きの文法
似ている様子・たとえ・書き言葉のたとえ・類似
JLPT N4›JLPT N4›JLPT N2›
〜みたいだ/〜みたいに/〜みたいなN
見たことや状況からの推量、または人や物が別のものに似ていることを、会話的に表します。
〜ようだ/〜ようなN/〜ように(比喩・類似)
人・物・様子を別のものにたとえ、似ている特徴や様態を表します。
〜かのようだ/〜かのように
実際にはそうではないことを、まるで事実であるようにたとえて、その様子や印象を強く表します。
同じ意味・働きのグループに属する文法です。いつでも置き換えられるとは限りません。