JLPT N1

〜ごとき/〜ごとく/〜ごとし

〜ごとき/〜ごとく/〜ごとしの意味と使い方を、j-nihongo.comの実例文で学ぶJLPT N1文型ページです。

💡 一言でいうと

「〜のような・〜のように・〜のようだ」という比況を表す、古風で硬い書き言葉です。

An old-fashioned, formal written expression making a comparison in the sense of “like,” “as,” or “as if.”

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1. 例文

彼かれは風かぜのごとく現あらわれ、用よう事じを済すませるとすぐに去さりました。

He appeared like the wind, and left as soon as his business was done.

彼かの女じょは何なにも知しらないかのごとき態たい度どを取とりました。

She acted like she didn't know anything.

光こう陰いん矢やのごとし。

Time flies like an arrow.

彼かれは風かぜのごとくやってきては、またどこかへ行いってしまった。

He came and went like the wind.

いつものごとく、社しゃ長ちょうは資し料りょうを丁てい寧ねいに確かく認にんしてから話はなし始はじめた。

As usual, the president carefully reviewed the materials before beginning their talk.

彗すい星せいのごとく、急きゅうに美び術じゅつ界かいに現あらわれた彼かれは、多おおくの賞しょうを獲かく得とくした。

He suddenly appeared in the art world like a comet and won many awards.

雲くものごとく、周まわりにしばられず、ふわふわと生いきていきたい。

I want to live a fluffy life like a cloud, unrestricted by those around me.

このお酒さけは、絹きぬのごとくなめらかな舌した触ざわりだ。

This sake has a silky smooth texture.

子こどもの頃ころは、100円えんでも大たい金きんのごときものに思おもえたものだ。

When I was a child, even 100 yen seemed like a lot of money.

彼かれは機き械かいのごとく正せい確かくに、同おなじ作さ業ぎょうを繰くり返かえした。

He repeated the same task with mechanical precision.

2. 作り方 接続表記の見方

種類接続例
連体用法N + の + ごとき + N/V普通形 + (かの)ごとき + N風のごとき速さで走る。
連用用法N + の + ごとく/V普通形 + (かの)ごとく風のごとく走り去る。
終止用法N + の + ごとし/V普通形 + (かの)ごとし光陰矢のごとし。

3. 使うときのポイント

  • 「ごとき」は名詞を修飾し、「ごとく」は副詞的に働き、「ごとし」は文語的な終止形として使います。
  • 固定表現「いつものごとく」も同じ系列です。

4. 似た意味・働きの文法

似ている様子・たとえ・書き言葉のたとえ・類似

同じ意味・働きのグループに属する文法です。いつでも置き換えられるとは限りません。